今日もよろしくお願いします!!
当院はいろいろ治療しますけど、やはり腰痛、ヘルニア、坐骨神経痛、脊柱管狭窄症など腰関係の患者様が多く来院されます。
その中でいろいろ分かったことがあるのです。
腰痛専門でやってて、気づいた事
50代60代で腰痛になってきてる人たちって
若い頃から身体が悪かったんです。
もちろん、そうじゃない人もいてるんですけど、
僕が見てきた中では、繰り返し繰り返し、騙し騙しと言うか、
痛みがない状況=治った
と思ってしまっている人が多くいてて
治療家の中ではこれ、治ってないって事なんですけど、
人間は勝手気ままな性格なもんで、
痛い=悪い
痛くない=良い
みたいな自分勝手な思い込みがあるんすよね。
それで、ずっとぶり返して、
50代とか60代なって子どもが離れて、気が抜けた頃に
ガッツリと悪魔がやって来よるんですよ。
悪魔の正体とは?
悪魔の正体とは、ズバリ
ヘルニア、坐骨神経痛、脊柱管狭窄症のこと。
足まで痺れちゃうような、結構重めの症状のことです。
最悪の場合、手術になっちゃうこともあるねん。
これになると今まで誤魔化してた分、めっちゃくちゃ重いっすよ…
こうなると誤魔化しきれない症状になるので、辛い辛い。
簡単に悪魔を倒せんのか?
そこでやっと、腰痛専門とか、ヘルニア専門とか
本格的な治療院に通い始めるんですけど、これがやっぱり何十年ってかけて貯めて来たもんやから、こちらも中々大変なのです。
でも、患者さん側もお金と時間をそこばっかりにも掛けられへんし、「どうしよう」って感じになります。
僕も治療を選択してくれた人には本気で治療して来たし、治療受けたくても受けれなかった人には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
治療費も決して安くないですし。
簡単に「はい。治るまで治療受けます」とはいきません。
一回でも来てくれたからには、ちゃんとお話ししてお応えしていた。
でも、慢性疾患って日常のダメージの蓄積なんです。
そして現代人は身体にプラスになる事が圧倒的に少ない。
なので、
日々の回復よりも、
日々のダメージの方が多くて、
知らず知らずに
大きなダメージになる。
それは毎日少しずつ塩分を増やして行くように、少しずつの変化じゃ、分かりゃしないと言う事。
気付いた時には、時すでに遅しです。
だからとても、難しい。
日常生活が悪魔を退治するポイント
でも、日常の生活を変えて、食事内容とかもしっかり指導する。
中々大変やけどね。そうすることで改善していく。
更には、添加物やったり、無闇にサプリメント摂ってたりしても、意味ないから、そこもしっかり指導して行きます。
そしてもちろん治療も必要。
全てが上手く噛み合う事で最高の結果が出るし、
少しでも欠けていると、なかなか改善しにくい…
って事もあります。
重症の人を多く見て気づいた事
蛙の子は蛙。
親子で症状似てるケースってのが凄く多い。
これって、遺伝的な先天的な場合も考えられるんやろうけど、後天的な要素もかなりあると思う。
研究者では無いから、なかなか答えは出せないのですが。
そうなった時に、私がやってる事って
ほんまにやりたい事なんか??
って思ったんです。
ほんまにやりたい事って
「治療なんかいらないくらい健康な人」
を育てたい。
「自立した健康な人間」
になって欲しいって思いやった。
「頼るんじゃなくて、自分で選択できる健康人。」
医療的に自立した人になってもらう
そうする事で、医療に振り回されずに、テレビや雑誌のはやりの健康情報に踊らされずに、自分で健康を管理できる人になるんちゃうかな?
健康やと、毎日楽しいですし、不安になる事もないですしね。
できれば早いうちから、柔軟に対応できるうちから気づいて欲しいと思います。
体は変わりたいように変わります。
私のところに来た人には是非、そういう風に過ごして行ってもらいたいと思っています。